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川上から桃がどっぷら〜どっぷら〜と流れてきて、おばあさんの前を通り過ぎた時にその音が半音低くなるからドップラー効果と言うんです、的な。たまに本気にする人がいて困ります(なら言うな)。
当たり前ですが、別に近くにいても音が聞こえる訳じゃありません。発信されているのは、音波じゃなく電波です。ビーコンの語源は、ゲルマン語で「しるし」という意味を持つ「baukn-」だそうです。「奇跡の兆し」という意味も含んでいるんだとか。
現在はビーコンではなく、MTSAT(ひまわり)を使ったSBAS方式のDGPSが主流になっています。海上保安庁のDGPS局は全国に27ヶ所ありますが、需要の低下により今年の春から主要な局以外は順次廃止されていっているそうで。私が入社した頃(4年半前)はMTSAT稼働前だったので、まだ普通にGPSとビーコン一体型のDGPS受信機がありました。生ログデータを見ながら「これがビーコン局の番号だよ」と教えてもらったものです。確かここ旭川では、積丹岬からのビーコンがいちばん良い状態で受信出来るんだったかな。周囲が山なので、やはり受信感度は厳しいようです。
今だと、HemisphereGPSのR110とR130がビーコン対応の受信機です。ビーコン対応のA30アンテナは、他のアンテナよりずんぐりむっくりしてて可愛くて好きです(笑)。
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