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木の高さを測る道具

このページはAustralian National University, Department of Forestry(オーストラリア国立大学、森林学科)Cris Brack上級講師の文献の一部を許可を得て翻訳したものです。



アブニーレベル(Abney Level)

高さを測ることのできる器械。傾斜は目盛りから読むことができる。価格は適当であり、大きさと重量は今回比較したものの中では、中くらいである。比較的頑丈であるが、気泡管が機能しないことがある。高さのわかっている対象物で、定期的にチェックすることが必要。

ブルメライス(Blume Leiss)

中くらいの大きさと重さの測高計。頑丈である。価格は適当である。観測する人間が15、20、30、または40m等木から離れれば、観測者の目の位置より上も下も目盛りから直接高さを測ることができる。

ハガ(Haga)

やはり中くらいの大きさ重さの測高計。頑丈で価格は適当である。。観測者が木から15、20、25または30m離れていれば、目の高さより上も下も高さを測ることができる。器械の前についているダイアルを回すことにより、適当な目盛りを選択することができる。

スピーゲルレラスコップ(Spiegel Relaskop)

一般的にはレラスコップまたはレラスコープと呼ばれている。洗練されたコンパクトで頑丈な器械である。距離の他に、木の高さ、直径も計ることができる。比較的高価。観測者が20、25または30m木から離れれば内部の目盛りで高さを読取ることができる。目盛りが内部にたくさん見えて、初心者には複雑で難しいかもしれない。

スントクリノメーター(Suunto Clinometer)

木の高さを測る器械としては、小さくて明るく、頑丈で安価である。内部の目盛りは一般的には、傾斜を%で表示している。目の高さより上の高さでも、下でもその傾斜と距離により計算することができる。この器械で視準するのが難しいという人もいる。スントを覗きながら、もう一方の目で木を見なければならないからだ。乱視の人はより注意深く観測する必要がある。

テレレラスコップ(Telerelaskop)

もう生産されていない。5倍の望遠鏡であること以外は、レラスコープと似た製品である。

バーテックス(VERTEX)

中くらいの大きさ、重量の測高計。頑丈で少々高い。トランスポンダーを利用し音波により距離を測定する。測高計には角度を測ることができるセンサーが内蔵されている。垂直な木を測る時には問題はないが、傾いた木を測る時には何らかの補正が必要となる。

クライテリオンレーザー(Criterion Laser)

重いレーザー機器。距離、、高さ、木の直径を測ることができる。角度計が内蔵されている。コンピューターチップが高さを計算する。

レム300(LEM-300)

比較的重い器械。距離と木の直径を測ることができる。レーザーを目的物にあてる。角度計とコンピューターチップが高さを計算する。

<使いやすさ、効率、価格面から見たランキング>

それぞれ良い点、悪い点がある。環境や目的によってもこの評価は変わってくる。6つの面から器械を評価した。

  • 価格(Price)
  • 精度(Precision)
  • 頑丈さ((Robustness)
  • 視準のしやすさ(Ease of sighting)
  • すばやく使えるか(Speed of use)
  • 携帯に便利か(Compactness)
それぞれ8ポイントが最高である。

このシンプルな比較ではバーテックスが良い選択のように見える(縦軸はアルファベット順である)。実際1992年から1996年まで、ほとんどのオーストラリア林業サービス(Australian Forest Services)ではバーテックス測高計が使用された。しかしながら使用目的に応じて、それぞれの成分に重みをつけた方が良い。たとえば精度、視準のしやすさが重要であれば、クライテリオンレーザーがベストの選択となる。

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