観測の方法
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特 徴
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主な機器
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水平距離と方向角
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オフセット観測においては最も人気の有る手法。器械点から求点までの観測はワンショットで良い(複数の器械点を1つの求点のために用意しなくて良い)。データコレクタ(PSION、ExPad-Laserなど)によっては、求点を次の器械点として、どんどん先に進んでいったり、最初の器械点に戻ってきての閉合差チェックなどにも向いている。GPSとレーザー機器を半々あるいは、むしろレーザー機器での観測を主としたい場合にはExPad-Laserを選ぶのが良い。
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LaserAce 300コンパスユニット、LT200 with MapStar
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2つの水平距離
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水平距離を測ることのできる機器により、2つの器械点からの求点を観測する。実際は2つの点からの観測線の交点は2つできるが、右か左かをデータコレクタ上で指定してやることにより、求めるべき点を特定することができる。TerraSync Professionalで対応。オフセット観測がそれほど多くない場合にはこの方法が便利。安価。
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LaserAce 300スタンダードユニット、LT200、400LH、600XT
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3つの水平距離
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水平距離を測ることのできる機器により、3つの器械点からの求点を観測する。器機は小型であるが、器械点を3点設けるのは、場所によっては大変かもしれない。オフセット観測がそれほど多くない場合にはこの方法が便利。TerraSync Professionalで対応。安価。
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LaserAce 300スタンダードユニット、LT200、400LH、600XT
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2つの方向角
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方向角の交点を求める点とする方法。器械点は2点。TerraSync Professionalで対応。DataScopeは超小型でスコープも5倍なので地物をねらいやすい。オフセット観測を補助的に行う場合には非常に便利。安価ですむ。
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DataScope
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3つの方向角
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方向角の交点を求める点とする方法。器械点は2点で良いが、より冗長性を高めるために3点から観測。オフセット観測を補助的に行う場合には非常に便利。安価ですむ。TerraSync Professionalで対応。
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DataScope
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