KSシリーズ 取扱説明書

メール通知設定

メール通知の内容に関する設定を行います。
画像は上段がSUPシリーズ、下段がTHPシリーズの設定画面です。

通知メールには、下記の2種類があります。

  • 通常メール
    毎計測時に計測値を通知するメールです。
  • 警報メール
    「判定種類」と「判定値」に該当する値が計測された場合に送信されるメールです。
    警報メール送信後も計測値が警報メール通知の条件に該当する場合、3時間ごとに警報メールが再送されます。

[WARNING]ミニハウス →件名

右側温度が29.00℃を超えました →警報内容

右側温度:31.00℃
右側湿度:56.66%
右側気圧:991.16Pa

→計測値

(2023/07/14 13:43:21) →計測日時

また、センサの計測値がエラーなどで取得できなかった場合やモータが安全停止した場合にも送信されます。

[WARNING]ミニハウス

温度湿度気圧センサ1:THP1が取得できません

THP1温度:9999.90℃
THP1湿度:9999.90%
THP1気圧:9999.90Pa

(2023/07/14 13:43:21)

[WARNING]ミニハウス

Line2 安全停止中

(2023/07/14 13:43:21)

通知モード

メールを配信するタイミングを設定します。

SUP通知モード THP通知モード

常時/警報のみ

「常時」では、通常メールと警報メールが送信されます。通常メールは計測が行われる度に送信されます(計測間隔を2分に設定している場合は2分ごとに通常メールが送信されます)。
「警報のみ」では、警報メールのみが送信されます。

見出し

通知メールの件名を入力します。

SUP見出し THP見出し

通常時

通常メールの件名を入力します。出荷時は「NORMAL」が入力されています。

警報時

警報メールの件名を入力します。出荷時は「WARNING」が入力されています。

判定種類

警報メールの条件となるセンサを選択します(複数選択可)。
項目名はセンサー設定ページで設定した「センサー名+項目名」で表示されます。

SUP判定種類 THP判定種類

判定値

警報メールの条件となる値をセンサごと(判定種類で選択したセンサ)に設定します。
本項目で入力した上限値を上回る値、もしくは下限値を下回る値が取得された場合に警報メールが送信されます。
項目名はセンサー設定ページで設定した「センサー名+項目名」で表示されます。

SUP判定値 THP判定値

温度湿度気圧センサ1(温度)

温度湿度気圧センサ1の湿度を条件とする場合に入力します。

温度湿度気圧センサ1(湿度)

温度湿度気圧センサ1の湿度を条件とする場合に入力します。

温度湿度気圧センサ1(気圧)

温度湿度気圧センサ1の湿度を条件とする場合に入力します。

温度湿度気圧センサ2(温度)

温度湿度気圧センサ2の温度を条件とする場合に入力します。

温度湿度気圧センサ2(湿度)

温度湿度気圧センサ2の湿度を条件とする場合に入力します。

温度湿度気圧センサ2(気圧)

温度湿度気圧センサ2の気圧を条件とする場合に入力します。

アナログセンサ1

アナログセンサ1に接続されたセンサを条件とする場合に入力します。

アナログセンサ2

アナログセンサ2に接続されたセンサを条件とする場合に入力します。

アナログセンサ3

アナログセンサ3に接続されたセンサを条件とする場合に入力します。

【設定例1】高温時のみ警報メールを送信する

上限値(温度1・2) 下限値(温度1・2)
任意の値 -99℃

【設定例2】低温時のみ警報メールを送信する

上限値(温度1・2) 下限値(温度1・2)
99℃ 任意の値

【設定例3】降雨時に警報メールを送信する
※雨感知センサが必要です。

上限値(アナログ1~3) 下限値(アナログ1~3)
5000 0

【設定例4】強風時に警報メールを送信する(風速のみ指定)
※風向風速センサが必要です。

上限値(アナログ1~3) 下限値(アナログ1~3)
任意の値 -99