自動開閉(自動制御)に関する設定をモータごとに行います。
モータは個別に設定が必要なため、各ページで設定を行ってください。
M2モデルはLine2まで、M4モデルはLine4まで設定メニューが表示されています。
画像は上段がSUPシリーズ、下段がTHPシリーズの設定画面です。
開閉条件にするセンサを選択します。
温度湿度気圧センサの値を開閉条件に使用しない場合は「使用しない」を選択します。
温度湿度気圧センサを1台のみ設置しており、計測値を開閉条件に使用する場合は「温度湿度気圧センサー1」を選択します。
温度湿度気圧センサを2台設置しており、計測値を開閉条件に使用する場合は関連付けるセンサを選択します。
【例】温度湿度気圧センサ2台を各ハウスに設置する場合
上記のような構成の場合、Line1・2を「温度湿度気圧センサー1」に、Line3・4を「温度湿度気圧センサー2」に関連付けることで、センサ1の計測値でモータ1・2を、センサ2の計測値でモータ3・4を制御することが可能です。
開閉条件にするセンサを選択します。
アナログセンサに該当するのは「土壌水分センサ」「土壌温度センサ」「二酸化炭素センサ」「日射センサ」「雨感知センサ」「風向風速センサ」です。
アナログセンサの値を開閉条件に使用しない場合は「使用しない」を選択します。
アナログセンサを1台のみ設置しており、計測値を開閉条件に使用する場合は「アナログセンサー1」を選択します。
アナログセンサを複数台設置しており、計測値を開閉条件に使用する場合は関連付けるセンサを選択します。
開閉条件が合致した際のモータの回転方向を選択します。
通常は「正」を選択してください。
「逆」を選択すると開方向に回転する条件が合致した場合に閉方向(逆回転)に回転します。
開閉条件となる温度の幅を設定します。
開動作・閉動作の条件となる温度が個別に設定されます。
温度幅を設定する場合は、開閉の温度をそれぞれ決め、以下の式で計算してください。
設定温度以上で開き、設定温度以下で閉まるようにしたい場合(KS-THP-Mシリーズと同じ仕様)は、温度幅を1℃に設定します。
温度幅[℃]=開ける温度[℃]-閉まる温度[℃]
設定温度[℃]= 開ける温度[℃]+閉まる温度[℃] 2
【例】35℃以上で開く、25℃以下で閉まる設定
上記の温度幅は、35[℃]-25[℃]=10[℃]となります。
設定温度は 35[℃]+25[℃] 2 =30[℃]となります。
温度幅は1つのみ設定可能です。時間帯別に変えることはできません。
下記のように設定した場合、温度幅を10℃にすると、全ての時間帯で温度幅が10℃になります。
温度幅は1つのみ設定可能です。時間帯別に変えることはできません。
下記のように設定した場合、温度幅を10℃にすると、全ての時間帯で温度幅が10℃になります。
開閉条件となる湿度の幅を設定します。
開動作・閉動作の条件となる湿度が個別に設定されます。
湿度幅の計算方法は温度幅と同様です。
設定値以上で開き、設定値以下で閉まるようにしたい場合(KS-THP-Mシリーズと同じ仕様)は、湿度幅を1%に設定します。
湿度幅は1つのみ設定可能です。時間帯別に変えることはできません。
湿度幅は1つのみ設定可能です。時間帯別に変えることはできません。
開閉条件となるアナログ値の幅を設定します。
開動作・閉動作の条件となるアナログ値が個別に設定されます。
アナログ幅は1つのみ設定可能です。時間帯別に変えることはできません。
雨感知センサ・風向風速センサを使用する場合はアナログ幅は使用しません。
アナログ幅は1つのみ設定可能です。時間帯別に変えることはできません。
雨感知センサ・風向風速センサを使用する場合はアナログ幅は使用しません。
1時間ごとの開閉条件を設定します。KS-SUP1-MとKS-THP1-Mで使用が異なるため、使用している機種に合わせて設定してください。
なお、時間帯は下記のように定義されています。
【例1】0時→0:00~0:59 【例2】23時→23:00~23:59
【例1】35℃以上で開き、25℃以下で閉める場合
温度幅…10℃/温度…30℃
【例2】30℃以上で開き、30℃以下で閉める場合
温度幅…1℃/温度…30℃
【例1】センサの選択数が1つの場合
温度:20℃ / 湿度:0% / アナログ:0 / 条件:温度
→温度20℃以上で開き、温度20℃以下で閉まる
【例2】センサの選択数が2つの場合
温度:20℃ / 湿度:50% / アナログ:0 / 条件:温度・湿度
→温度20℃以上・湿度50%以上で開く
→温度20℃以上・湿度50%以下で閉まる
→温度20℃以下・湿度50%以上で閉まる
→温度20℃以下・湿度50%以下で閉まる
雨感知センサ・風向風速センサは開閉制限設定で設定を行うため、設定値・条件の設定は不要です。
雨感知センサ・風向風速センサは開閉制限設定で設定を行うため、設定値・条件の設定は不要です。
【例1】「すべて」にチェックを入れた場合
温度:20℃ / 湿度:50% / アナログ:0 / 条件:温度・湿度
→温度20℃以上・湿度50%以上で開く
→温度20℃以上・湿度50%以下で閉まる
→温度20℃以下・湿度50%以上で閉まる
→温度20℃以下・湿度50%以下で閉まる
【例2】「いずれか」にチェックを入れた場合
温度:20℃ / 湿度:50% / アナログ:0 / 条件:温度・湿度
→温度20℃以上・湿度50%以上で開く
→温度20℃以上・湿度50%以下で開く
→温度20℃以下・湿度50%以上で開く
→温度20℃以下・湿度50%以下で閉まる
開閉条件を0~23時まで一括で設定できます。設定内容を変更後、「反映」ボタンを押してください。
操作後、必ず設定が反映されているかを確認してください。