KSシリーズ 取扱説明書

センサ

センサは設置環境や使用方法によって劣化の進行度合が大きく変動します。定期的にメンテナンスを行ってください。

KS-THP-S1 温度湿度気圧センサ

水分が付着した場合は、水分をふき取ってください。
通風口にゴミなどが付着していないかを定期的に確認し、付着していた場合は取り除いてください。

温度湿度気圧センサメンテナンス

KS-THP-S3 土壌水分センサ

先端部の折損にご注意ください。土壌の性質によって先端部が腐食する場合があります。折損や腐食が認められた場合は、センサを交換してください。

土壌水分センサメンテナンス

KS-THP-S4 土壌温度センサ

土壌の性質によって先端部が腐食する場合があります。腐食が認められた場合は、センサを交換してください。

土壌温度センサメンテナンス

KS-THP-S5 二酸化炭素センサ

通風口にゴミなどが付着していないかを定期的に確認してください。
付着していた場合は取り除いてください。

二酸化炭素センサメンテナンス

また、本センサは定期的な校正が必要です。設置環境により校正が必要になる間隔は異なりますが、数か月から半年に一度を目安に点検を行い、校正が必要か判断してください。
風通しの良い清潔な屋外の日陰での計測値(20分程度の計測)が350ppm~420ppmの範囲を超えた場合に校正を行ってください。
なお、校正は有償にて代行可能です。販売店までお問合せください。

校正の前に

校正を行う際は、必ず電源をOFFにした状態で行ってください。
また、静電気や水分などは故障の原因となりますので取扱には十分ご注意ください。

校正の手順

  1. センサが接続されている機器の電源をOFFにし、1~2分ほど放電させて通電していないことを確認します。
  2. ケース底面のフタを外します。
  3. ジャンパピンを取り外します。
  4. MCDL側のLOW側、ACDLのHIGH側にジャンパピンを取付けます。(校正時のジャンパピン 参照)
  5. センサが接続されている機器の電源をONにします。
  6. センサを風通しのよい場所(外気に触れる場所)に置き、10分以上放置します。
  7. 機器の電源をOFFにし、ジャンパピンを元の位置に戻します。(通常時のジャンパピン 参照)
  8. 機器の電源をONにし、計測値を確認します。電源をONにした直後は計測値が不安定なため、適正な値が計測されるまで計測を行います。
  9. ケース底面のフタを取付け、センサを元の位置に戻します。
二酸化炭素校正

KS-THP-S6 日射センサ

センサ面にゴミなどが付着していないかを定期的に確認してください。
付着していた場合は取り除いてください。

日射センサメンテナンス

KS-THP-S7 雨感知センサ

センサ面にゴミなどが付着していないかを定期的に確認してください。
付着していた場合は取り除いてください。

雨感知センサメンテナンス

KS-THP-S8 風向風速センサ

センサ面にゴミなどが付着していないかを定期的に確認してください。
付着していた場合は取り除いてください。

風向風速センサメンテナンス