KSシリーズ 取扱説明書

回転リミットの調整

この項目では、開閉モータのダイヤルを適切な開閉幅になるように設定します。
なお、「回転リミット」とは開閉幅の上限・下限のことを指し、モータのダイヤルを調整することで回転リミットを設定できます。

専用アプリケーション「KSApp」を使用してモータを操作する場合は、事前にKSAppをインストールし、下記を参照して作業してください。

手動スイッチで操作を行う場合は、下記を参照して作業してください。

ご注意
  • 先に赤ダイヤルまたは緑ダイヤルのどちらかの回転リミットを確定してから反対側の回転リミットを調整をしてください。
  • ダイヤルを操作する時は、プラスドライバーなどで押し下げながら回してください。
  • モータ動作中にダイヤルを回さないでください。
  • ダイヤルパネル面には内部結露防止用の通気口があります。浸水防止のため、作業後は必ずパネルのフタを閉じてください。
  • 開閉幅が大きい場合、設置しているモータの最大回転数では開閉幅が足りないことがあります。巻上パイプの径を変更するなどして開閉幅を調整してください。
ご注意
  • 先に赤ダイヤルまたは緑ダイヤルのどちらかの回転リミットを確定してから反対側の回転リミットを調整をしてください。
  • ダイヤルを操作する時は、プラスドライバーなどで押し下げながら回してください。
  • モータ動作中にダイヤルを回さないでください。
  • ダイヤルパネル面には内部結露防止用の通気口があります。浸水防止のため、作業後は必ずパネルのフタを閉じてください。
  • 開閉幅が大きい場合、設置しているモータの最大回転数では開閉幅が足りないことがあります。巻上パイプの径を変更するなどして開閉幅を調整してください。

①開閉幅の上下限を決める

KSAppまたは手動スイッチを使用して、開閉幅の上限または下限にしたい高さまでモータを動かします。
上限または下限にしたい高さまでモータが到達したらモータを停止し、パイプに印をつけるなどして位置を確定します。

モータ動作中にダイヤルの目盛りが0になると動作が停止します。作業中にモータが停止したときは、点灯しているLEDの色と同じ色のダイヤルが0になっていないか確認してください。
0になっていた場合、ダイヤルの目盛りを最大値に合わせてから再度作業を行ってください。

上限を決める場合

モータを巻上げながら上限を決めます。「開」動作中のLEDの色を確認してください。

※モータが上に行き過ぎるとハウスやモータが損傷する恐れがあるため、確認しながら作業を行ってください。

下限を決める場合

モータを巻下げながら下限を決めます。「閉」動作中のLEDの色を確認してください。

②ダイヤルを0に合わせる

動作中に点灯していたLEDの色と同じ色のダイヤルをプラスドライバーなどで押し下げながら回し、白矢印を0の目盛りに合わせます。

ダイヤルを0に合わせる ダイヤル矢印

反対側のリミットを調整していない場合は、この時に反対側のダイヤルの目盛りを最大値に合わせます。
リミット調整済みの場合はこの作業は行いません。

③モータの位置を調整する

①と反対の方向に数秒モータを動かしてから停止させます。再度①と同じ方向にモータを動かし、設定したい位置でモータが自動的に停止するか確認します。
モータが行き過ぎる場合は、設定したい位置でモータが停止するまで①~③を繰り返します。

上限を決める場合

上限でダイヤルを0に合わせ、数秒巻下げてから再度巻上げます。モータが上限で自動的に停止したらリミット調整完了です。

モータの位置を調整する(開)

下限を決める場合

下限でダイヤルを0に合わせ、数秒巻上げてから再度巻下げます。モータが下限で自動的に停止したらリミット調整完了です。

モータの位置を調整する(閉)

→安全停止レベルの設定