この項目では、開閉モータのダイヤルを適切な開閉幅になるように設定します。
なお、「回転リミット」とは開閉幅の上限・下限のことを指し、モータのダイヤルを調整することで回転リミットを設定できます。
専用アプリケーション「KSApp」を使用してモータを操作する場合は、事前にKSAppをインストールし、下記を参照して作業してください。
手動スイッチで操作を行う場合は、下記を参照して作業してください。
KSAppまたは手動スイッチを使用して、開閉幅の上限または下限にしたい高さまでモータを動かします。
上限または下限にしたい高さまでモータが到達したらモータを停止し、パイプに印をつけるなどして位置を確定します。
モータ動作中にダイヤルの目盛りが0になると動作が停止します。作業中にモータが停止したときは、点灯しているLEDの色と同じ色のダイヤルが0になっていないか確認してください。
0になっていた場合、ダイヤルの目盛りを最大値に合わせてから再度作業を行ってください。
モータを巻上げながら上限を決めます。「開」動作中のLEDの色を確認してください。
※モータが上に行き過ぎるとハウスやモータが損傷する恐れがあるため、確認しながら作業を行ってください。
モータを巻下げながら下限を決めます。「閉」動作中のLEDの色を確認してください。
動作中に点灯していたLEDの色と同じ色のダイヤルをプラスドライバーなどで押し下げながら回し、白矢印を0の目盛りに合わせます。
反対側のリミットを調整していない場合は、この時に反対側のダイヤルの目盛りを最大値に合わせます。
リミット調整済みの場合はこの作業は行いません。
①と反対の方向に数秒モータを動かしてから停止させます。再度①と同じ方向にモータを動かし、設定したい位置でモータが自動的に停止するか確認します。
モータが行き過ぎる場合は、設定したい位置でモータが停止するまで①~③を繰り返します。
上限でダイヤルを0に合わせ、数秒巻下げてから再度巻上げます。モータが上限で自動的に停止したらリミット調整完了です。
下限でダイヤルを0に合わせ、数秒巻上げてから再度巻下げます。モータが下限で自動的に停止したらリミット調整完了です。