VERTEX Plus首輪とパソコンを接続するには、専用のUSBケーブルが必要です。このケーブルを使用して首輪をパソコンに接続し正しく認識されると、ソフトウェアGPS PLUS Xの「Devices」欄に首輪が表示されます。
VERTEX Plus首輪とGPS Plus首輪とではコネクタのピンの数が違うため、このケーブルを利用してGPS Plus首輪とパソコンを接続することはできません。また同様に、LinkManager(下記参照)を利用してVERTEX Plus首輪とパソコンを接続することはできません。
LinkManagerはGPS Plus首輪とパソコンとを接続するための専用ケーブルです。このケーブルでパソコンに接続することにより、首輪からのデータのダウンロード、首輪へのスケジュール、設定プログラムおよびファームウェアのアップロードが可能になります。電源はパソコンのUSBを通して供給され、首輪のメインバッテリーがすでに無い状態でもバッテリー部にケーブルを繋ぐことによって首輪への電源の供給ができます。
LinkManagerの接続方法は、GPS Plus首輪に接続した状態でパソコンにUSBを挿すだけです。すると自動的にドライバがインストールされます。正しく接続が確立するとLEDが点灯するので、確認してください。電源はパソコンのUSBポートから供給されるため、ノートパソコンなどに繋ぐことで屋外での使用も可能になります。
LinkManagerを使用してVERTEX Plus首輪とパソコンを接続することはできません。
VERTEX Survey首輪、VERTEX Lite首輪およびVERTEX Lite Store on Boardとパソコンとを無線通信で接続するにはUSBリモートスティックを使用し、データのダウンロード、スケジュールのアップロード、設定の変更、ファームウェアのアップグレードをそれぞれ実行できます。USBリモートスティックを接続したパソコンから半径2〜3メートル以内にある全ての対応首輪と接続可能で、一度に複数の首輪を操作することができます。
USBリモートスティックを使って通信するには、まずパソコンのUSBポートにUSBリモートスティックを挿入し、ソフトウェアGPS PLUS Xを起動してください。デバイスの登録を行うことで、ソフトウェア上でUSBリモートスティックを通じて首輪との接続を行うことができるようになります。パソコンのUSBポートから供給される電力で動作するため、野外での活動でも問題無く利用することが可能です。