KSシリーズ 取扱説明書

遠隔操作をしたい

本項では、遠隔操作設定の手順を記載しています。
Wi-Fiルータの操作方法は製品によって異なります。ご不明な点はお使いのWi-Fiルータのメーカーにお問い合わせください。

遠隔操作を行うためには、インターネット環境が必要となります。事前にご自身でプロバイダとの契約やSIMカード等の用意をお願いします。

プロバイダから提供されているグローバルIPアドレスが非固定IPアドレスの場合は、MyDNS.jpで予めドメインを取得してください。

①グローバルIPアドレスの確認/ドメインを作成する

提供されているグローバルIPアドレスが非固定IPアドレスの場合はMyDNS.jpでアカウントを取得し、ドメインを作成します。
提供されているグローバルIPアドレスが固定IPアドレスの場合はドメインの作成は必要ありません。

②機器の設定をする

  1. ポート番号の設定とローカルIPアドレスの固定をします。
  2. プロバイダから提供されているグローバルIPアドレスが非固定IPアドレスの場合は、ブラウザのセットアップメニューまたはKSAppの[高度な設定]からMyDNS.jpの設定をします。

ポート番号の入力箇所が1箇所のルータを使用しており、機器が複数台ある場合は機器ごとに異なるポート番号を設定してください。

(例)1台目のポート番号を12030、2台目を12040、3台目を12050にする 等

③ルータのポート転送設定をする

ルータのポート転送設定を行います。お手持ちのWi-Fiルータの取扱説明書を参照してください。不明な場合はWi-Fiルータのメーカーの公式サポート等にお問合せください。
当社にて出荷しているWi-Fiルータにつきましては、通常設定済みでお送りしています。

ポート番号の入力欄が1箇所の場合

ポート番号の入力欄が1箇所の場合、下記のように設定してください。なお、入力項目の名称はルータによって異なる場合があります。

プロトコル UDP
LAN側ホスト 機器のIPアドレス(192.168.*.**)
ポート番号 12030(標準ポート使用時)/任意のポート番号
設定で機器のポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を使用してください。
プロトコル
UDP
LAN側ホスト
機器のIPアドレス(192.168.*.**)
ポート番号
12030(標準ポート使用時)/任意のポート番号
設定で機器のポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を使用してください。

機器が複数台ある場合は、それぞれの機器に別のポート番号を割り当ててください。

LAN側ホスト プロトコル ポート
192.168.*.130 UDP 12030
192.168.*.140 UDP 12040
192.168.*.150 UDP 12050

ポート番号の入力欄が2箇所の場合

ポート番号の入力欄が2箇所の場合、下記のように設定してください。なお、入力項目の名称はルータによって異なる場合があります。

プロトコル UDP
LAN側ホスト 機器のIPアドレス(192.168.*.**)
LAN側
ポート番号
12030(標準ポート使用時)/任意のポート番号
設定で機器のポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を使用してください。
WAN側
ポート番号
(インターネット側)
任意のポート番号(通常49152~65535が使用可能)
弊社で設定を行う場合は50000~を使用しています。
プロトコル
UDP
LAN側ホスト
機器のIPアドレス(192.168.*.**)
LAN側ポート番号
12030(標準ポート使用時)/任意のポート番号
設定で機器のポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を使用してください。
WAN側ポート番号
(インターネット側)
任意のポート番号(通常49152~65535が使用可能)
弊社で設定を行う場合は50000~を使用しています。

④アプリの設定をする

KSAppで遠隔操作用の機器登録をします。下記を参考に機器登録を行ってください。