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ここではVHFビーコンについてのよくある質問と回答を掲載します。下のリストから質問項目を選ぶと、それぞれの回答部分へジャンプします。

1)VHFビーコンはどうやって設定すればいいのですか?
2)VHFビーコンはどれくらい遠くまで届きますか?
3)稼働中の首輪からおかしなビーコン音がしています。これはどういう状態ですか?


1)VHFビーコンはどうやって設定すればいいのですか?

VHFビーコンはメーカーから配布されているフリーソフトGPS PLUSまたはGPS PLUS Xを使って自由に設定することができます。また、Globalstar通信を除いた全ての無線通信オプションで離れた場所から設定を変更することも可能です。VHFビーコンは、それ単体で専用のバッテリを持っているため、その他の機能から独立して稼働します。安全のため、VHFビーコンスケジュールはGPS測位スケジュールやドロップオフスケジュールよりも長い期間で設定するようにしてください。VHFビーコンのバッテリ寿命は、フリーソフトGPS PLUSまたはGPS PLUS Xで首輪本体のバッテリ寿命とともに計算することができます。VHFビーコンは、フィールド上で首輪を装着した動物を探索し追跡するのに常に必要となる重要な機能です。スケジュール設定は間違いの無いようお気を付けください。


2)VHFビーコンはどれくらい遠くまで届きますか?

VHFビーコンの受信可能距離は、さまざまな要因によって大きく左右されます。ひとつは、首輪を装着した動物の生態です。森林や山奥などに生息している動物の場合、ビーコンを受信できる距離は狭まります。また逆に、受信するユーザー側が森林や山奥にいる場合も同様です。受信するユーザー側が、首輪を装着した動物のいる位置よりも高い場所にいる場合(丘陵地など)には、同じ標高にいる場合よりも受信可能距離は広がります。さらに別な要因として、使用する機材の関係もあります。高性能なVHF受信機と大きなアンテナを使用した場合、そうでない機材を使った場合よりも遠くから受信することが可能になります。通常、受信可能距離は数百メートルから数キロメートルの範囲になり、平均だと2〜3キロ程度です。

※ 日本の場合、森林地帯または山岳地帯で使用される場合が多いため、それよりも狭い範囲でしか受信できない場合が多くなります。


3)稼働中の首輪からおかしなビーコン音がしています。これはどういう状態ですか?

VHFビーコンには、いくつかの発信パターンがあります。

  • 標準モード: 通常発信されるパターンです(ピッ………ピッ………ピッ………)。ソフトウェアを使って任意のパターンに変更することもできます。
  • モータリティモード: モータリティ(死亡)イベント時に発信されるパターンです(ピッ…ピッ…ピッ…ピッ)。このビーコンパターンが発信されている場合、首輪を装着している動物は死亡している可能性が高いです。
  • 緊急モード: メインバッテリが枯渇し、ビーコンを除く全ての機能が停止した場合に発信されるパターンです(ピピッ……ピピッ……ピピッ……)。VHFビーコンはそれ単体で専用のバッテリを持っているため、VHFビーコンスケジュールに従いその後も発信され続けます。VHFビーコンのバッテリ寿命がどれくらいかを知りたい場合は、ソフトウェアのバッテリ計算プログラムで確認してください。
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