ここでは首輪の保管方法についてのよくある質問と回答を掲載します。下のリストから質問項目を選ぶと、それぞれの回答部分へジャンプします。
1)首輪を買ったものの、装着の予定がまだ立っていません。バッテリを外しておいた方がいいですか?どうやって保管すれば良いでしょうか。
2)長期保管後の首輪のデータファイルを見てみると、メインバッテリの電圧が3.10Vになっていました。この首輪は使用しても大丈夫でしょうか?
保管中のバッテリ消費量は、保管期間の長さとバッテリサイズによって変動します。1Dの場合は1年で約10%、1Cの場合は30%もバッテリが消耗するため、数ヶ月にわたって首輪を使用しないまま保管する場合にはできればバッテリは取り外すようにしてください。
バッテリを首輪から取り外すと、バッテリの消耗を最低限に抑えた状態で数ヶ月間安全に保管することができます。バッテリパックの取り外し方は、首輪の納品時に同梱されている取扱説明書をご覧ください。またバッテリパックを外したあと、ベルト側から出ている3ピンのコネクタが保管中に損傷しないように気を付けてください。再度バッテリパックを取り付ける際には、コネクタピンが曲がらないように注意して装着させてください。バッテリの取り付け・取り外しには、それぞれ5分程度の時間しかかかりません。
取り外したバッテリは直射日光を避け、乾燥した場所に室温で保管してください。冷凍保存する必要はありません。また首輪のマグネットスイッチは、各々が干渉してしまわないように離して保管するようにしてください。
ドロップオフ(脱落)オプションについては、使用の有無に関わらず利用期限が存在します。製品の製造年月日から数えて、タイマー式ドロップオフの場合は5年、無線/タイマー式ドロップオフの場合は4年でドロップオフオプションの利用期限が切れます。ご注意ください。
バッテリの電圧表示は、その時点でのバッテリ残量を示すものではありません。基本的にはほぼずっと同じような電圧値が表示され続け、バッテリが残り少なくなって初めて値は一気に降下します。調査期間中の電圧値の変動は実際の電圧に関係無く、周囲の気温の変化などが原因となります。
首輪から取り外したバッテリはそれほど多くのバッテリを消耗しませんが、それでも1年以上の保管は推奨されません。バッテリの能力を最大限使用できるようにするために、購入日や利用開始日(バッテリ交換日)をしっかりと記録しておくようにしてください。